マネックス証券の権利入札
マネックス証券の権利入札とは一体何でしょう。
権利入札とは、各証券金融会社が制度信用取引の担保として保有する株式に対して、株式分割等の際に付与される新株を、競争入札方式により売却することです。
入札価格の高い順に入札株数の範囲内で落札されます。
落札した株式は、権利落ち日の翌々営業日から売却が可能となります。
権利入札のメリットは、株式分割の新株式を市場より安く、落札できる可能性があるということです。
例えば、1:2.5の分割が行われた場合、権利落ち日(権利付最終日の翌営業日)の基準値は、権利付最終日の終値の1/2.5となります。
そのため、値頃感から買い注文が殺到し、1/2.5の値段では購入できないケースがありますが、権利入札であれば、ご希望の価格で入札する事により、その市場で買うより安く購入できる可能性があります。
また、権利入札により投資の幅が広がるということが挙げられます。
権利入札は、制度信用取引で取扱われている銘柄で、株式分割が行われるものが対象になります。
大幅な株式分割を行う銘柄には好業績の銘柄が多数ありますので、権利入札に参加することでお客様の投資の幅が広がるのです。